食品表示検定をご存じでしょうか。
食品関係の仕事ではあまり全国共通の資格試験というのはなかなかないのですが、その中でも最近注目を集めているのが「食品表示検定」です。
食品表示検定には 初級 中級 上級 があって、初級と中級は誰でも受けれます。上級は、中級合格者のみ受けれます。
ちなみに、前回の合格率は、 初級:62.3% 中級:57.4% 上級:12.0% です。
ということで、食品表示検定の上級を受けようと思った経緯と、これからどんな感じで勉強する予定なのかを、この記事にまとめていきます。
もくじ
食品表示検定上級を受けようと思った経緯
食品表示検定の中級を2019年6月に受け、なんとか合格しました。
そのころは小さな食品工場で品質管理をしていましたが、残業が多いので転職して今の外食チェーンを複数やっている会社で品質管理をしています。
前の会社では、原材料や配合比が変更になった際に表示のチェックを一応行い、グループ会社の品管の人にもチェックをしてもらう、みたいな感じであまり責任もなくなんとな~くな感じでしか表示を見ていませんでした。
しかし、今の会社に入って、他に食品表示がわかる人がいないので社内のだれにも相談できないということと、表示を作ったり、取引先(百貨店とか厳しい感じのところ)に提出する前に表示の確認を行ったりで知識が足りなさ過ぎてしんどいなーと感じてきました。
例えば、お菓子工場に勤務している場合、
- 洋菓子や和菓子、チョコ等に関する表示の作成
- 洋菓子や和菓子、チョコ等に関する表示のチェック
上記のような感じで、使用する材料も小麦粉、卵、砂糖、牛乳、生クリーム…といった原材料を配合違いで作成していくことが多いんですよね。
その中で、洋生菓子の衛生規範とか、一回調べて知っておけばほかにも使える知識があったりするんで慣れれば慣れるほど作成・チェックのスピードも正確さも上がっていく感じになっています。
ですが私の勤めている会社は幸か不幸か喫茶店に焼き肉屋にバルにカレーにフードカーに、といろいろやりまくってまして、アイスの無塩バターは食塩不使用バターと表示しないといけないとか、めんつゆには一括表示内に使用方法の記載も必要とか、知らないことが出てきまくって自信がなくなってきました。
どうせ勉強するんだったら上級取得に向けた勉強も兼ねた方が効率よいな?と思ったので、受けることにします。
勉強方法は?
中級の時は認定テキストで勉強をしましたが、上級はどうすればいいのでしょうか?
食品表示検定協会に記載がある
食品表示検定協会のホームページでは、次のように書かれています。
Q.学習のためのテキスト・教材は何がありますか?
A.認定テキストは以下の通りです。
初級:「食品表示認定テキスト・初級」
中級「食品表示認定テキスト・中級」
上級:食品表示全般に対する試験であり、法令、ガイドライン、Q&Aなどから出題します。テキストはありません。
!?
テキストはないようです。
食品表示の法令、ガイドライン、Q&Aは消費者庁ホームページにあるので、ここをひたすらに読もうと思います。
表示作るときとかチェックするときもここから探してますからね。
でもずっと読むのはしんどいので、懐かしの「棒読みちゃん」にて読み上げてもらうことにしました。
両手と目があきますからね。
参考になるブログも見つけたよ
グーグルで検索してると、こちらのブログを発見しました。
こちらの記事を参考に、勉強をしていこうと思います。
過去問を解いて、根拠となるQ&Aを探すという勉強方法らしいです。
過去問の入手が絶対条件ですね…。
上級模擬問題セミナー受けます
今回はセミナーも受けようと思います。
中級の時は「高いしいらんやろ」とケチりましたが、今回はもしかしたら会社が経費で出してくれるかもしれないので…(笑)
セミナーは7,200円ぐらいだと思います。
このセミナーを受けて、過去問をゲットして、上記ブログを参考に勉強を進めていきます。
受験料の21,000円も合格すればたぶん出してもらえると思います。(セコイ)
まとめ
上司の方針というか、会社の方針で社員個人の成長のための投資には惜しみなく経費を出してもらえるので、いい会社に巡り合えたなーと思っています。
そんなこんなで、第10回の上級試験は2020年11月29日にあります。
あと8ヶ月ぐらいです。今から準備すればいけるかな…?
常に頑張り続けるのはしんどいしモチベが保てないのでたまにしか頑張らない主義なんですが、ちょっと頑張ってみようと思います。