食品表示検定中級を受けてわかった出題傾向まとめ

仕事

当ブログはアフィリエイト広告を利用しています。

第19回食品表示検定の中級を受けてきました。

受けてみて思ったことは、認定テキストだけだと勉強するのに結構時間がかかるし、効率が悪いんじゃないか?ということ。

しかし、過去問は周りに受験者がおらず入手することができませんでしたし、受験対策セミナーもお高いので参加しませんでした。

そこで、同じようにテキストだけで勉強するという方たちに少しでも効率よく勉強できるように、出題傾向をまとめてみることにしました。

これから勉強するよ!という方は是非参考にしてみてください。

!注意!

これは第19回のテストを受けてみて個人的に感じた出題傾向のまとめです。テストは年々変化しますのであくまでも参考程度にしてください。

スポンサーリンク
 

食品表示検定認定テキストからまんべんなく出題されます

第6版の中級テキストをお持ちの方はわかると思いますが、資料編を抜いても363ページもあります。

テキストの購入がまだの方はこちらから購入できます↓

2年に1回改訂されるので、購入の際は最新のものかどうかのチェックをお忘れなく。

2019年6月現在では、第6版が最新版です。

この分厚いテキストからまんべんなく出題されますので、勉強に割ける時間が極端に少ないと結構しんどいと思います。

私は試験の3か月前にテキストを購入し、途中で中だるみもしましたが、毎日少しずつ読み進めていき最後の2週間でラストスパートをかけて固めていきました。

…これだと参考にならないので、まんべんなくの中でも特に大事かなと思ったところを11個ご紹介します。

数字

テキストではいろいろな数字が出てきます。

文字の大きさであったり、温度であったり何かの基準値であったり…

その中でも特によく出てきた印象を受けたのが保存温度基準値です。

保存温度についてはテキスト中盤で表にまとめられていましたので、細かいところまできっちり覚える必要はありませんが見ておいたほうが良いです。

基準値については、例えば○○という商品に「ミルク」と表記したい場合は、乳脂肪分が〇%以上、とかです。

細かいよー

 

個別的表示義務

米穀やお肉は米トレや牛トレが絡んでくるのでもちろんややこしいですが、お酒や乳製品、ふぐやカキなんかも結構ややこしいかと。

横断的表示義務ももちろん大事ですが、テキストを読んでいると結構何回も出てくるので覚えやすいと思います。

そこからさらに個別的なものまで問題になっているので、とりあえずひとつひとつ覚えておくに越したことはないと思います。

 

製造所固有記号

ものによって製造者を表記するのか、販売者を表記するのか、製造所固有記号を使用してもいいのかダメなのかが違いますが、その辺を問う問題が出ました。

私はそこまできっちり覚えられていなかったので運頼みでマークを塗りつぶしました。

 

栄養成分表示

別記様式内に表示するものと枠外に表示するものなんかが細かくテキストにまとめられていたと思いますが、その辺からも出ます。

個人的には、栄養成分表示に関する問題は引っ掛けが多かったように思います。

 

生鮮食品と加工食品

生鮮食品と加工食品では表示事項が違うので、区分するためのルールが事細かく設定されています。

ざっくり分けると、加熱・調味してるかどうか?なんですが…「え、それはそっちなの?」というものもあります。

中級ではそこまで難しいのは出てきませんでしたが、事例をたくさん見ておくに越したことは有りません。事例の引用もとは消費者庁ホームページなので大丈夫です。

 

「なぜ消費者庁ホームページからの引用なら大丈夫だと言い切れるのか?」と思う方や「もっと事例を見ておきたい!」という方は 生鮮食品と加工食品の違いを解説【食品表示検定対策】 で詳しく解説していますので、ぜひ。

生鮮食品と加工食品の違いを解説【食品表示検定対策】

 

その他の細かい表示に関する法律や制度

計量法・景品表示法・JAS法・健康増進法・地理的表示保護制度などなど、まんべんなく出されます。

 

保存方法

食品衛生法で基準が定められているアイツです。

そんなに沢山できた訳では無いですが「もしかしたら出題されないのかもしれない…!」と思った頃にふと出題されます。

 

用語の定義

「この名称で呼んでもいいのはこの定義に当てはまるものだけ」みたいなやつです。

定義に出てくる細かい数字も出されたりしました。

 

各食品の表示例

色んな食品の表示例の中から不適切なものを選ぶ問題が結構ありました。

テキスト第4章の事例は全体的にササッと目を通しておいた方がよさげです。

 

その他

コンタミ・遺伝子組み換え・有機食品・特色のある原材料・業者間取引など、テキストの結構後ろの方も出題されていました。

 

食品表示を作る大問が最後にある

選択式ですが条件や原材料に関する情報をもとに別記様式の穴の空いている部分を埋めていきます。(ほぼ穴です)

1つ間違えれば数個間違えてしまうような問題だったので、結構怖いです。

スポンサーリンク
 

食品表示検定認定テキストを丸暗記するだけだと不安

まんべんなく出るということはお分かり頂けたと思うのですが、丸暗記だけではちょっと不安です。最後の食品表示を作る大問も然り、各食品の表示例なんかも基本がきっちりできていないと危ういです。

テキストでは最初は簡単に説明していき、後の方でさらに詳しく解説するような流れになっていましたが、その飛び飛びで書かれていた内容をテストではまとめて1つの長文にしてあって、そこの穴埋めをするような問題もあり応用も必要でした。

テキストをちゃんと理解していないと合格できないようにしているのかなーという印象です。

 

まとめ

とにかく全部出るということが言いたかったんです。(笑)

しかもテキストを読むだけだとちょっとしんどいよ、と。

あくまでも第19回の出題傾向はこうだったと言うだけで、今後の出題傾向はわかりませんが、これから受験する方の参考になれば幸いです。

 

おすすめの勉強方法についてもまとめまてみましたので、良ければこちら↓もご覧下さい。

【食品表示検定】中級合格者がおすすめ勉強法をまとめてみた

スポンサーリンク