こういった状況から、生まれたての子猫を育てることになったという人はそこそこいるんじゃないでしょうか?
この記事にたどり着いたあなたも、今まさに生まれたての子猫を育てようとしている・育てている真っ最中なのでは?
今回はそんな方たちのために、生後4日の子猫を譲り受けて現在育てている真っ最中の筆者が、生まれたての子猫の育て方について詳しく解説していきます。
この記事を読めば、
- ミルクはどうやってあげればいいのか
- お世話の際、何に気を付けなければいけないのか
等の育て方がわかるようになっています。
ミルクをあげようにも、どれを選べばいいのかわからない…という方は、こちら↓の記事で実際に色々試してみてわかったおすすめの子猫用ミルクを紹介しています。
もくじ
ミルク
ミルクは人肌程度に温め、3時間に1回程度の頻度で与えていました。
うちのもんちゃんは自力でミルクを吸うことができたので哺乳瓶で上げていました。
生まれたてすぎて哺乳瓶からうまく飲めない場合はシリンダー(注射器の針無し)であげると良いです。
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飲ませるときの体制
飲ませにくい場合は仰向きにさせて飲ませたほうが人間的には楽ですが、誤飲が心配なのでできるなら子猫が四つん這いになる体制で上げるのがベストです。
飲んでるうちに頭が重くて左右に傾いて行ってしまう場合は、そっと手を添えて頭を支えながらミルクをあげると、飲んでいる途中で哺乳瓶が口から外れてしまうのを防ぐことができます。
げっぷ
必要なのかどうかは不明ですが、一応げっぷをさせるために飲み終えた後縦向きに抱っこして軽く背中をトントンさすっていました。
ゲプッとしているところは見たことないんですけどね。
排泄
生まれたての赤ちゃん子猫は自力で排泄することができません。
食後か食前に肛門のあたりを優しくティッシュなどでトントンと刺激してあげてください。
ちょこっとだけですがおしっこが出てくると思います。
うんちも同じ要領で促します。
人工保育だとどうしても便秘になりがちで、あまりにも便秘が続く場合は動物病院で浣腸してもらう必要が出てきます。
そうならないためにも、便秘がちな赤ちゃん子猫のための排泄の促し方を別記事でまとめました。
気になる人は合わせて読んでみてください。(執筆中)
体温調節
生まれたての赤ちゃん子猫は自分で体温調節ができません。
加えて、体温が一定以上下がってしまうと命の危機にさらされます。
なので、人間的にはそれほど寒くなくても、エアコンを1日中つけっぱなしにして室温を一定に保ったり、毛布や湯たんぽで団が取れるようにしていました。
湯たんぽも冷めてしまうと意味がないので、ミルクを交換するたびに新しいお湯に入れ替え、熱すぎるといけないので専用のふわふわの湯たんぽ入れに入れて段ボール箱の中に入れていました。
小さい声でみゃーみゃー鳴きながら湯たんぽにすり寄っていたのがかわいくてちょっと悲しかった…
一番大変だったこと:夜鳴き
夜中に赤ちゃん子猫が泣いて目が覚める、というのが一番つらかったです。
1人だと3時間おきに起きてミルクをあげて排泄も促して、となると自分のご飯を食べる時間はおろか睡眠時間も十分に取れないと思います。
我が家の場合は、私と彼女の2人で私が朝~昼、彼女が昼~夜中という感じで交代で面倒を見ていたので何とか持ちこたえられました。
あと、転職前の有給消化の時期とかぶっていたのでちょうど2人とも休みが続いていたのが幸いしていたとも思います。
体力的にもしんどいですし、鳴き声が結構甲高いので毎回この声で起こされるとなると精神的にも結構きついです。
夜鳴き対策にしていたこと
- できるだけ静かに日常生活を送る
- 3時間おきに交代でミルクと排泄を行う
- 湯たんぽや毛布で暖かく過ごせるようにする
こんな感じでしょうか。
まとめ:過保護にしすぎるのもよくない
動物病院で先生に言われましたが、過保護にしすぎるのも良くないとのこと。
でも、せっかく見つけた小さな命、ちゃんと大きくなれるようにできるだけのことは精一杯してあげたかったので、いろいろ尽くしました。
そのおかげか、もんちゃん自身の生命力のおかげか、今では生後3か月の子猫さんに成長しています。
最近はちょっとずつ声変りが始まっていて、歯もそろそろ生え変わりそうです。
このまますくすくと成猫さんになってくれればなーと。
子猫がトイレを覚えてくれないときの対処法をまとめてみました。
猫さんがなかなかトイレを覚えてくれずいろんなところに排泄してしまうという方は合わせて読んでみてください。(執筆中)
「生まれたての子猫が捨てられていたので拾った!」
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