老若男女問わずみんな大好きハンバーグ。
とんかつソースやケチャップと焼いた後の肉汁を一緒に炒めた特製ソースで食べてもおいしいですし、輪切りのネギをたっくさんかけてポン酢でいただくのもいいですよね。
私は両方好きです。
ですが今回は、ちびっ子が喜ぶチーズインハンバーグの作り方を紹介していきます。
チーズインハンバーグって失敗すると焼いてる最中にチーズが漏れてきて、ハンバーグが焼きあがるころにはチーズが油状になってしまって中身は空っぽ、という悲惨な状態になりがちです。
ですが、試行錯誤を重ねた結果、ついにチーズが漏れ出さない方法を編み出しました!
チーズインハンバーグでチーズが流出して失敗…という方は、ぜひ一度この作り方で試してみてください。
私が料理をする際は、
- 作り方は簡単
- 分量は適当
- 洗い物を増やさない
この3つをモットーにしています。
今回は、このモットーを守りつつチーズインハンバーグと、更に付け合わせの卵サラダの作り方もを紹介していきます。
もくじ
材料
分量が適当すぎてわからないという場合は、作り方の説明に画像をのせていますので、そちらを参考にしてください。
ハンバーグ
2人前の分量です。
合い挽きミンチ 200g~300g(1パック)
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塩 適量
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水 少し
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玉ねぎ 1個
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マヨネーズ ピンポン玉くらい
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胡椒 適量
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パン粉 500円玉2個分
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片栗粉 500円玉2個分
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スライスチーズ(とろけるスライスチーズは×) 4枚
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卵サラダ
卵 3個
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玉ねぎ 1/2個
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マヨネーズ 卵1個分ぐらいの大きさ
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酢 少々
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塩 適量
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胡椒 適量
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チーズインハンバーグの作り方
分かりやすいように、火加減は青文字、失敗しやすいところは赤文字にしました。
合い挽きミンチに塩を入れこねる
ボウルに合い挽きミンチを入れ塩を適量さらさらっとふります。
粘り気が出るまでよくこねます。
塩を入れるのは粘り気が出やすいようにするためで、味のためではないので少な目で大丈夫です。
ボウルは大きめのほうが作業がしやすいですよ。
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粘り気が出たら水を適量入れこねる
餃子の作り方と同じく、水を入れていきます。
入れすぎるとべちゃべちゃになって形を作るときに大変なのでちょっとずつ足して様子を見ながらこねてください。
玉ねぎをぶんぶんチョッパーで切る
玉ねぎをみじん切りにします。
大きすぎると形を整えるときに飛び出してきたりして面倒くさいので、細かめにします。
ぶんぶんチョッパーを使うと楽ですよ。
これぐらいの大きさに切り分けた玉ねぎをぶんぶんしてみじん切りに。
使いやすいのでオススメです。
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ミンチに玉ねぎと調味料をすべて入れこねる
ムラができないようにこねます。
画像ではパン粉と片栗粉が500円玉1個分程度しか入っていませんが、これだとちょっと柔らかすぎました。
この画像の倍入れてください。
玉ねぎ1/2個で肉肉しいハンバーグを作るなら、画像と同じぐらいでOKです。
中に入れるチーズを用意
両手とも汚れてから中に入れるチーズを用意するのはちょっと萎えるので、片手しか汚れていない今の間にチーズの用意をします。
チーズを取り出し、4つに折りたたみます。
今回はチーズたっぷり目にしたいので、1人前あたり2枚使用します。
これをもう一つ作り重ねまたら準備完了。
ざっくりと4等分に分け、空気を抜きながら形を整える
手でざっくりと4等分に分けます。
4等分に分けたうちの1つを、右手と左手に軽く打ち付けながら形を作ります。
コネコネして形を作ると、中の空気が抜けず焼きあがったときに崩れる原因になります。
軽く「パチン」と音が鳴る程度にハンバーグを手にたたきつけてください。(やりすぎるとどこかに飛んでいきます。笑)
まだチーズはインせず、空気を抜いて形を整えたタネをボウルに戻します。
残りの3つも同じ感じでやっときます。
先に空気抜きをしておくと、チーズをインしてからパチパチとたたきつけなくて済むのでチーズがこねてる間に飛び出してきた!という失敗を防げます。
タネの真ん中をくぼませ、チーズをイン
まず、タネの真ん中をくぼませます。
くぼませたら、先ほど用意しておいた4つ折りチーズをイン。
そして、空気抜きしておいたもう一つのタネを上からかぶせて、形を整えます。
この時、パチパチコネコネしすぎると、いつの間にかチーズが真ん中ではないどこかへ偏ってしまい、飛び出してきたり焼いてる最中に漏れ出る原因になります。
2つのタネがくっついたら必要以上に触らず、フライパンの上にそっと置きましょう。
蓋をしてゆっくり焼く
蓋をして弱火と中火の間ぐらいで焼きましょう。
ガスコンロなら、このくらいの火加減です。
我が家のフライパンでは、真ん中のほうがよく火が通るので、少し経ったらハンバーグを180℃回転させます。
またしばらく経ったら、ひっくり返しましょう。
柔らかめのハンバーグの場合は崩れやすくなっているので注意!
ひっくり返すときの目安としては、ハンバーグの横らへん?がピンク色から白っぽい感じになったらひっくり返してます。
火加減によると思うので、ちょいちょい様子を見ながら焼いてください。
ひっくり返したらまた蓋をします。
で、焼けたら完成。
付け合わせの卵サラダの作り方
この卵サラダは火を通しません。
記事の順番的にはサラダが後になってしまいましたが、付け合わせに卵サラダを作るなら先に作ってほしいです。
というのも、生肉を触った後によく手を洗わずにサラダを作ると食中毒になります。
と思いがちですが、手袋を外すときに生肉に触れた部分を100%触らないというのはほぼ不可能です。
ハンバーグから先に作って、焼いてる間に卵サラダを作りたい場合は、しっっっっっかり手を洗ってからにしてください。
卵をゆでる
卵を水から茹でます。
沸騰してから5分間で程よい半熟に。
玉ねぎをぶんぶんチョッパーで切る
卵をゆでている間に玉ねぎを切ります。
ぶんぶんチョッパーでみじん切りにすると早いです。
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みじん切り玉ねぎを水にさらす
辛い玉ねぎが好きな人はそのままで、辛いのが苦手なら水でさらします。
我が家ではやりませんが、ちびっ子がいるならレンチンして火を通してしまえば甘くなります。(食感は柔らかくなりますが。)
卵を冷やして殻をむく
卵が茹で上がったら、氷水で冷やします。
良く冷やすと殻をむきやすいです。
ボウルに玉ねぎとたまご・マヨネーズ・酢を入れ混ぜる
スプーンで卵をつぶしながら混ぜます。
塩コショウをかける
塩コショウで味を調えたら完成。
まとめ
画像では、パン粉と片栗粉が少なかったので崩壊しかけていますが、ふわふわで柔らかいです。
また、チーズが漏れ出さないわけは、とろけるスライスチーズを使っていないから です。
とろけないスライスチーズでも、ハンバーグに入れて焼けば柔らかくなりびよーんと伸びてくれます。
チーズインにする場合もしない場合も、タネの作り方は一緒です。
今回はチーズインハンバーグなのでとんかつソースとケチャップとマヨネーズで食べましたが、チーズインでなければねぎポンハンバーグもおいしいです。
最後に
作業効率を意識すると、ハンバーグを作りつつサラダも作りたくなりますが、食中毒だけは本当に気を付けてください。
作業を切り替えるときはしっかり手を洗ってください。
今回はこの辺で。